ニュースリリース

「arrows BZ02」新発売

プロダクト

FCNT株式会社

FCNT株式会社(本社:神奈川県大和市、代表取締役社長 髙田克美、以下FCNT)は、FCNT自社ブランド商品として法人向けスマートフォン「arrows BZ02(アローズビーゼットゼロニ)」を8月下旬から発売いたします。

「arrows BZ02」は、現行機種である「arrows BZ01」からチップ性能(CPUとGPU)の進化と、メモリ容量の大幅アップにより軽快な操作性を実現することができました。

ビジネスシーンで重要となる、バッテリー切れの不安解消に向け、電池容量を3,600mAhと大幅容量アップに加え、電池のロングライフを実現するために、85%で充電をストップさせる「電池長持ち充電」機能などを搭載しています。

「arrows BZ01」のプライベートLTE規格のsXGP対応に加え、Dual SIMを採用することで、公衆回線とsXGP内線の同時利用が可能となり、従来の構内通話を中心とした専用機としてだけでなく、一般通話(SIMフリー、4キャリアに対応)や業務アプリを使用できる業務端末として進化しました。

また、法人顧客に寄添ったサービスを導入することで、ビジネスでの長期利用をより可能にしました。
通常のメーカー保証1年間を3年間に延長する「長期保証サービス」で修理サポートを長くご利用いただくことができます。
さらに「ワイド保証サービス」も選択でき、お客様自身による故障にも手厚く対応いたします。

「arrows BZ02」は、幅広い業務用途において快適に使用でき、端末性能とサポートを大幅に向上させた、ビジネス利用に最適化したスマートフォンです。

FCNTは、一人ひとりが安心して生き生きと暮らせる未来のために、人々の常識を超える発想と先進テクノロジーで、人・物・コトをもっと快適につなぎ、新たな価値を創造してまいります。

概要

当社は、携帯電話の時代から長年培ってきた技術とノウハウを活かし、“ビジネス利用特有”のご要望に応える法人向けスマートフォンを提供してまいりました。
近年では働き方改革や新生活様式で加速するテレワークの推進など、ICT関連ソリューションの導入による業務効率化はあらゆる業種で必要とされ、ビジネスにおけるスマートデバイスの利用も今後さらに伸びることが見込まれます。

「arrows BZ02」は、構内通話・電子カルテ・IoT機器としてのビジネス利用に特有な専用機だけでなく、幅広いビジネスシーンでご活用いただけるスマートフォンです。
またarrowsシリーズの強みである、落下時の画面割れに強い堅牢性や、MIL規格の23項目に準拠(※1)した耐久性、防水・防塵性能(※2)や耐薬品性能(※3)はもちろん、アルコール除菌対応(※4)・リアケースには抗菌コート(※5)を施し、泡タイプのハンドソープや食器用洗剤で丸洗いできる(※6)など、ニューノーマル時代における様々なビジネスニーズにも対応しています。
お客様のご要望に寄り添うカスタマイズサービスや、一貫した国内体制による充実したサポートサービスで、長く安心してお使いいただけます。

「arrows BZ02」の主な特長

業務アプリがサクサク使える軽快動作

CPUはQualcomm社製のSDM460(1.6GHz+1.8GHz オクタコア)を搭載し、現行機種の「arrows BZ01」と比べCPU性能は約1.5倍、GPU性能は約1.3倍にアップしました。内蔵メモリ容量もRAM 3GBから4GB、ROM 32GBから64GBとアップしました。さらに、ディスプレイ解像度をフルHD+(1,080×2,220px)からHD+(720×1,480px)に下げることでCPU負荷を大幅に削減し、業務アプリがより一層軽快に動作できるようになりました。

大容量バッテリー搭載、ロングライフも実現

電池容量を2,780mAhから3,600mAhと大容量化したこと、また、進化した低消費電力化技術によりタフなビジネスの現場で電池持ちの不安を解消します。
さらに「電池長持ち充電」機能により電池の劣化を軽減することで、長期間の利用にも配慮しています。充電しながら端末を利用すると、一般的な利用に比べて内蔵バッテリーへのダメージが大きくなります。このような利用形態でもバッテリーへのダメージを軽減し長期間安心して使用できるように、充電量を制限するフル充電制御の設定が可能です。

Dual SIM対応により公衆回線とsXGP(※7)内線の同時利用が可能

「arrows BZ02」から新たにDual SIMに対応いたしました。Dual SIMとは通信や通話をするための情報が記録されたSIMカードが2枚挿入できるものです。2枚挿入することにより2種類の通信回線を同時に待ち受けることができるため、Wi-Fiよりもセキュアで安定した通信が可能になる「sXGP」などの内線用回線と公衆回線(※8)を1つの端末で利用することが可能になります。

過酷な現場でも安心して利用できる堅牢性(※9)と耐薬品性能

お客様のご要望に合わせたカスタマイズに対応

業務に不要なアプリの削除や、起動画面への自社ロゴ表示など、お客様のご要望に合わせカスタマイズした状態の端末の提供が可能です。
カメラやスクリーンキャプチャ機能、設定変更の抑止のほか、パスワードポリシーの設定もでき、端末を安全に管理することができます。またカスタマイズ内容は本体メモリに書き込んでから提供するため、スマートフォン本体をリセットしてもカスタマイズした内容は消えません。

安心して長くお使いいただくためのサービスを多数ご用意

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商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

注釈

  1. ※1MIL規格(MIL-STD-810G)の項目に準拠。
    米国国防総省の調達基準(MIL-STD-810G)の23項目、落下、耐衝撃、防水(浸漬)、防塵(6時間風速有り)、防塵(72時間)、塩水耐久、防湿、耐日射(連続)、耐日射(湿度変化)、耐振動、防水(風雨)、雨滴、熱衝撃、高温動作(60℃固定)、高温動作(32~49℃変化)、高温保管(70℃固定)、高温保管(30~60℃変化)、低温動作(-20℃固定)、低温保管(-30℃固定)、低圧保管、低圧動作、氷結(-10℃氷結)、氷結(-10℃結露)に準拠した試験を実施。
    充電可能な温度範囲:5~35℃。使用環境:温度5~40℃(ただし、36℃以上は風呂場などでの一時的な使用に限る)、湿度45~85%。風呂場では、温度は5~45℃、湿度は45~99%、使用時間は2時間以内の範囲。本製品の有する性能は試験環境下での確認であり、実際の使用にあたって、すべての状況での動作および無破損・無故障を保証するものではありません。また、調査の結果、お客様の取り扱いの不備による故障と判明した場合、保証の対象外となります。
  2. ※2IPX5/8の防水性能。IPX5とは、内径6.3mmの注水ノズルを使用し、約3mの距離から12.5L/分の水を最低3分間注水する条件であらゆる方向から噴流を当てても、通信機器としての機能を有することを意味します。 IPX8とは常温で水道水の水深1.5mのところに携帯電話を沈め、約30分間放置後に取り出したときに通信機器としての機能を有し、かつ安全を維持することを意味します。
    IP6X の防塵性能。IP6Xとは、保護度合いをさし、直径75μm以下の塵埃(じんあい)が入った装置に商品を8時間入れてかくはんさせ、取り出したときに内部に塵埃が進入しない機能を有することを意味します。
  3. ※3イソプロピルアルコール、エタノール、次亜塩素酸ナトリウムなどの薬品による拭き取りが可能。
    本試験は薬品による無変色・無塗装剥れ・無変形などを保証するものではございません。
  4. ※4「厚生労働省・経済産業省[独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)]・消費者庁発表」の消毒方法をもとに検証。
  5. ※5本製品は表面に付着した菌の増加を抑制するものであり、感染予防を保証するものではありません。外装ケース(背面)は抗菌処理を施しています。
  6. ※6国内メーカー製の家庭用泡タイプのハンドソープあるいは、国内メーカー製の家庭用液体タイプの食器用洗剤を使用して洗えます(FCNT株式会社試験方法による)。無故障を保証するものではないため、ついた泡は、水道水でしっかりとすすいでください。また、濡れた状態での、充電は故障の原因となりますのでご注意ください。
  7. ※7プライベートLTEとは通信事業者の設備を利用せず、自営の設備で自社内のみで利用可能な専用のLTEネットワークのことです。sXGPは1.9GHz帯を使ったプライベートLTEの規格で、セキュアで安定した無線通信環境をWi-Fiよりも少ない数のアクセスポイントで構築できます。その特長を生かして広い工場や倉庫、店舗、病院、学校などで利用者は施設内のどこにいても安定した通信が可能です。またsXGPは音声通話も可能です。自営の設備を用いているため、通信事業者通信網が利用制限されるような場合でも自営のLTE網のため影響を受けることはありません。
  8. ※8NTTドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルおよびMVNO各社の4G/LTEネットワークを利用可能です。
    なお契約の内容によっては、契約変更の必要があります。
  9. ※9無故障、無破損を保証するものではありません。

FCNT株式会社は2021年4月1日に富士通コネクテッドテクノロジーズ株式会社から社名を変更しました。

報道関係者お問い合わせ先

FCNT株式会社 広報担当窓口

mb-pr.release@fcnt.com
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