建設・土木建設現場の遠隔監視、遠隔臨場
- 導入製品
- arrows BZ02
ウェアラブルカメラ搭載標準スマートフォンとして、建設現場の業務効率化を実現
独自の動画圧縮技術による低遅延・高品質な映像の伝送で、現場の見える化を実現
地盤調査、改良工事において、建設現場では特に作業員が出向いて目視による直接確認をする必要があり、特に遠隔地の現場では移動時間が負担となっていました。そこで、低速な通信環境でも高画質、低遅延で映像を送信できる高度な画像圧縮技術を用いた「LINKEYES」を導入することで、現場の見える化を実現。現場へ移動することなく、PCで遠隔から状況を把握できるようになり、業務時間の大幅な短縮が可能となりました。
送信した動画はクラウドに自動保存。高度な動画圧縮技術で映像データの送信や保存のコスト削減を可能に
「LINKEYES」で送信した動画はクラウド上に自動保存されます。保存された動画は、動画管理システム上の画面で日時を指定するだけで、いつでも簡単に再生可能です。リアルタイムの遠隔監視、遠隔臨場としての利用、作業記録や後日の確認、検証など、さまざまな用途に利用可能です。また、利用料金には端末、通信費、クラウド利用料がすべて込みとなっているため導入負担を軽減できます。
耐久性に優れたarrows BZ02で安定稼働を実現
arrows BZ02は優れた堅牢性・防水・防塵機能で、落下や水没など不測の事態が起こりやすい建設現場でも安定して駆動します。また、「sXGP」にも対応しており、ひとつの回線に複数のカメラを接続しても遅延のない映像送信が可能となります。さらに、端末OSはバージョンが固定されており、意図しないアップデートによって「LINKEYES」の動作が不安定になったり、現場の作業が中断したりするような事態も回避できます。
インタビュー
導入の決め手は、高画質・低遅延でサーバーの通信コスト削減
導入後のご感想を(株)サムシング 斉藤様、川辺様、石井様、三好様にお聞きしました。(※左から)
- Q
- 御社の事業内容について教えてください
- A
主な事業内容としては、施主さまなどのお客さまからご依頼をうけて、建築予定地の現場などで基礎工事の前の地盤調査を実施しています。まず、現場の地盤の状況を確認し、建物荷重などを考慮したうえで改良工事が必要か不要かを判定して、必要な場合には改良工事を実施します。
- Q
- 導入の決め手となったポイントを教えてください
- A
高画質で低遅延であること、大量のデータ送信の場合でもサーバーの通信コストを低減できると判断しました。地盤調査・改良の作業において、特に現場の見える化が実現できると感じ、トラブル発生の際の状況把握・可視化などにも有効な手段として使えると思いました。
ウェアラブルカメラとして使用するarrows BZ02に関しても、その他のスマートフォンと比較して、堅牢性の優位点と、遠隔監視で重要な電波接続がとぎれない持続性が選定のポイントでした。
- Q
- どのように活用されていますか?
- A
ウェアラブルカメラ(スマートフォン)を現場に常設して置いており、事業所内などの離れた場所から、管理者が調査の状況や現場での作業の様子などを確認しています。
現場に入ると、まずカメラを動かしたり、ある場所にフォーカスなどをして全体の状況を確認して、そのあとは、固定して定点観測として利用しています。また、何かトラブルなどが発生した場合には、現場からの報告などで映像を確認するために利用しています。
- Q
- 導入して良かった点、または成果を感じる点を教えて下さい
- A
今までは、さまざまな現場を移動して回らなければならず時間を要していたのが、導入後はどこからでもPC上で現場の状況を確認できるようになり、移動に費やしていた時間を別の業務に充てることができるようになりました。
また、動画もクラウド上に保管されるので、過去にさかのぼって状況を把握するなども可能になりました。
- 現場への移動に時間がかかってしまうので、現場に行かなくてもリアルタイムで現地の様子や状況の詳細がわかるようにしたい
- 何かトラブルが発生した場合に、状況把握に時間がかかる
- 現場へ移動することなくPCから遠隔で状況を把握。業務時間が削減できた
- 現場からすぐに映像付きで状況報告がされることで、トラブル発生時の迅速な対応が可能に
- 撮影したカメラと日時を指定するだけで見たい映像が簡単に再生可能でき、トラブル検証時のエビデンスにも活用できる
関連リンク
- 2023年03月27日 マイナビニュース「Tech+」Webサイト掲載
- DX実現を見据えて作り込まれた法人向けスマホベースのウェアラブルカメラが、建設現場の業務改革を牽引する
- 2023年03月8日 ASCII(アスキー)Webサイト掲載
- 映像遅延0.5秒を誇るTMF Earthが法人向けの「arrows BZ 02」を導入した理由とは?
- 2023年01月19日 ニュースリリース
- FCNTとTMF Earth共同開発のウェアラブルカメラをサムシングが採用、建設現場の地盤調査・改良におけるDXを推進
お問い合わせ
導入事例に関するお問い合わせはこちら
お問い合わせ防水(IPX5/IPX8)・防塵(IP6X)対応
防水/防塵性能について
- IPX5/IPX8の防水性能。IP6Xの防塵性能。
- IPX5とは、内径6.3mmの注水ノズルを使用し、約3mの距離から12.5L/分の水を最低3分間注水する条件であらゆる方向から噴流を当てても、通信機器としての機能を有することを意味します。
- IPX8とは、常温で水道水の水深1.5mのところに携帯電話を沈め、約30分間放置後に取り出したときに通信機器としての機能を有することを意味します。
- ご使用の際はキャップ(SIM、SDスロット部カバー)が確実に閉じているかご確認ください。
- 防水性能を維持するため、異常の有無にかかわらず、2年に1回部品の交換をおすすめします(有料)。
- IP6Xとは、保護度合いをさし、直径75μm以下の塵埃(じんあい)が入った装置に商品を8時間入れてかくはんさせ、取り出したときに、内部に塵埃が侵入しない機能を有することを意味します。
お風呂での利用について
本機はメーカー独自の試験基準に基づき高湿度条件下(浴室など)でご利用いただけることを確認しておりますが、以下の点にご注意しご利用ください。
- 固形せっけんやシャンプー、入浴剤の入った水など水道水以外のものをかけたり、水道水以外のものに浸けたりしないでください。それらが付着してしまった場合、直ちに常温の水道水で洗い流してください。
- 湯船(温水)に浸けたり、落下させたりしないでください。誤って落下させてしまった場合は、直ちに取り出してください。
- 湿気の多い場所に長時間放置しないでください。ご使用後は、浴室から取り出しておいてください。
- 温水のシャワーを直接かけないでください。
- サウナでは本機を利用しないでください。
- 寒い屋外から暖かい浴室などに急に本機を持ち込まず、一度室内に置いて本体が温まってから持ち込んでください。
- 浴室内では充電を行わないでください。
- Google、Android、Google Play、YouTube、およびその他のマークは Google LLC の商標です。
- 掲載の画像はすべてイメージです。