「らくらくスマートフォン向けソリューション」が「MCPC award 2019」でサービス&ソリューション部門 特別賞を受賞
富士通コネクテッドテクノロジーズ株式会社

富士通コネクテッドテクノロジーズ株式会社(本社:神奈川県大和市、代表取締役社長 髙田克美、以下FCNT)は、このたび、株式会社radikoと共に「MCPC award 2019」のサービス&ソリューション部門において、「らくらくスマートフォンにおける「あんしん」、「あんぜん」ソリューションの実現」で特別賞を受賞しました。
本ソリューションは、シニアユーザーの社会不安を低減させ、デジタル・ディバイドや自然災害が懸念される社会で「あんしん」、「あんぜん」に生活できるソリューションとして評価されました。
MCPC(モバイルコンピューティング推進コンソーシアム 会長:安田 靖彦)は、モバイルコンピューティング、IoT/M2Mシステムの普及促進団体として1997年に設立されました。「MCPC award」は2003年から創設した表彰制度です。本表彰制度は、モバイルシステムの導入により、IoT/AI分野での「業務効率化」、「業績向上」、「顧客満足度向上」、「社会貢献の推進」、「先進的なモバイル活用」などの成果を上げた事例を顕彰しています。
受賞背景
FCNT製「らくらくスマートフォン」は、見やすさ・聞きやすさ・使いやすさの特長でシニアユーザーのスマートフォン生活を応援しています。加えて、シニアユーザーを情報格差による孤立から守るためQuality of Lifeの向上にも力を注いでいます。
このたびは、「らくらくスマートフォン me F-01L(エフ ゼロイチエル)」に搭載した還付金詐欺への対策機能と、ハイブリットラジオ搭載による災害時の情報取得の強化がシニアユーザーの不安を低減させ「あんしん」、「あんぜん」に生活できるソリューションとして評価されました。
FCNTはこれからも、すべての人が「あんしん」、「あんぜん」にスマートフォンを使いこなせる取り組みを継続的して提供していきます。

「あんしん」、「あんぜん」ソリューションについて
還付金詐欺対策技術による「あんしん」ソリューション
振り込め詐欺(還付金詐欺)の可能性を検知した場合、ユーザーへ注意喚起の通知をすることで、リスクを抑制し詐欺をけん制します。
電話帳に未登録の番号へ電話をかけると、「音声認識技術」により会話内容を抽出後、「詐欺検出技術」により詐欺の可能性を分析します。リスクを検出した際は、特別な通知音と警告表示でユーザーに通知し、相手側には通話を録音する旨の音声メッセージを流します。(※1)
本取り組みは、公益財団法人 全国防犯協会連合会の「優良迷惑電話防止機器」としても推奨を受けています。

情報取得経路選択技術による「あんぜん」ソリューション
日本民間放送連盟 ラジオ委員会が推奨しているラジスマ機能を搭載したハイブリッドラジオアプリ「radiko+FM(ラジコ+エフエム)」で、インターネットラジオとFMラジオ(※2)の聴取が可能です。災害時には、インターネット、ワンセグ、FMラジオと、様々な経路で災害情報が入手できます。本アプリは「らくらくスマートフォン me F-01L」に予めプリインストールされており、突発的な災害時にもダウンロードの手間無くお使いいただけます。
本取り組みは、令和元年度「電波の日・情報通信月間」記念中央式典において、「情報通信月間」総務大臣賞を受賞しています。

関連Webサイト
商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
注釈
- ※1本機能は設定した場合に、電話帳に登録されていない相手への発着信時に作動します。
- ※2FMラジオの利用にはイヤホン(別売)の接続が必要です。