「Digital Wellbeing」を活用して、スマホの使いすぎを防止
スマホは便利で日常生活の必需品ですが、便利であるが故に、使いすぎてしまいがちです。スマホと上手に付き合うために、「Digital Wellbeing(デジタルウェルビーイング)」の活用がおすすめです。スマホの使用状況を確認したり、アプリに対して使用制限をかけたりできます。
この記事では「Digital Wellbeing」の使用方法について解説します。スマホの使いすぎを改善したいという方や、お子様のスマホ使用時間を確認したいという方は必見です。
目次
「Digital Wellbeing」とはどんな機能?
「Digital Wellbeing(デジタルウェルビーイング)」とは、スマホの利用時間を確認できたり、アプリの使用制限をかけたりできる機能のことです。
「X(旧Twitter)」や「Instagram」「YouTube」など、アプリごとの使用時間を確認できます。ついつい使いすぎてしまうアプリの使用時間に制限をかけることにより、「YouTubeは30分まで」など、使用時間を細かく設定できます。
「Digital Wellbeing」は、「子どものスマホの使用制限で利用するもの」と考えられている方が多いですが、自分がスマホを使いすぎないための抑制にも使えます。なんとなくスマホに使っていた時間を有効活用でき、仕事や勉強などの効率を高められます。
スマホの使用状況を確認できる
「設定」で、「Digital Wellbeingと保護者による使用制限」をタップすると、1日のスマホの使用状況が表示されます。また、ロックを解除した回数や通知数も確認可能です。
詳細な使用状況を確認する場合は、「アクティビティの詳細を表示」をタップします。日にちごとに、「1日でアプリを何分間(何時間)使用しているのか」「アプリを何回開いたのか」など、より細かい使用状況を確認できます。
アプリのアイコンをタップするとで、そのアプリの1週間分の使用時間が確認できます。
アプリの使用時間を制限できる
アプリの使用時間を制限することができます。使いすぎていると感じるアプリがある場合、そのアプリの使用時間を制限してみましょう。タイマーで設定した使用時間に達した場合、アプリは起動できなくなります。
アプリアイコンの横にある「砂時計マーク」をタップし、タイマーを設定します。
使ってしまいがちなアプリの利用を一時停止できる
資格勉強や部屋の片づけなどに集中したい時、ついつい使ってしまうアプリを一時停止することができます。
「Digital Wellbeingと保護者による使用制限」画面で「フォーカスモード」をタップします。
一時停止したいアプリに対してチェックを入れて、「今すぐONにする」をタップします。
一時停止したアプリはこのように薄く表示されます。タップしても使用することはできません。また、そのアプリの通知も停止されます。
スマホの使用を上手にコントロール
そんなにスマホは使っていないと思っていても、実は使い過ぎていた方という方は多いもの。自分がどれくらいの時間、スマホを使用しているのか、スマホの利用時間を把握することはとても重要です。
スマホに使用制限をかけることで、これまで無自覚にスマホに使ってしまっていた時間を有効活用できます。日常生活でスマホとうまく付き合っていくためにも、ぜひ一度確認してみてください。