arrowsシリーズ初のマルチ通訳機「arrows hello」新発売
富士通コネクテッドテクノロジーズ株式会社(本社:神奈川県大和市、代表取締役社長 髙田克美、以下FCNT)は、当社製として初のマルチ通訳機 「arrows hello AT01(アローズ ハロー エイティーゼロイチ)」を、5月23日(木曜日)より全国家電量販店から発売します。
長年携帯電話の開発で培った通信技術と小型端末のノウハウを“翻訳”という新領域へ展開し、「arrows シリーズ」としてお客様へご提供していきます。
「arrows hello AT01」は、異なる言語間における「双方向翻訳」と、文字画像を読み取る「カメラ翻訳」をオンライン、オフラインどちらでの使用も可能にしたマルチ通訳機です。Wi-Fi環境に捉われず、安心して言語の壁を超えたコミュニケーションを体験いただけます。Wi-Fiに接続しているオンライン時は28言語(※1)に対応し、長い会話や文章も素早く翻訳が可能です。Wi-Fiに接続されていないオフライン時においても、日本語と英語・日本語と中国語(標準語/簡体字)での翻訳が可能です。端末のカラーバリエーションは墨(SUMI)と紅(BENI)の2色をご用意しております。
発売の背景・製品概要
近年の訪日外国人の急増(※2)や政府発表の「明日の日本を支える環境ビジョン構想会議」(※3)で2020年に訪日外国人旅行者数が4,000万人に目標設定されたことから、多言語によるコミュニケーションの機会は増えると予想されます。また、観光庁が行った訪日外国人旅行者を対象としたアンケート(※4)の結果からは、飲食店や小売店での“表示言語数の不足”や“スタッフのコミュニケーションスキルの不足”が訪日外国人を取り巻く課題として挙げられています。そうした背景から、当社も訪日外国人や異文化交流における円滑なコミュニケーションを重視し、語学力をサポートするツールとして“マルチ通訳機”を商品化しました。
マルチ通訳機「arrows hello」は人と人とが出会い最初に交わす挨拶“hello(ハロー)”のように、気軽な挨拶から世界中の人々と「話す」「聞く」「読む」というコミュニケーションを実現させます。
翻訳エンジンには中国大手ポータルサイトを運営するNetEase.Inc(ネットイース)の子会社 youdao(ユー・ダウ)(※5)製の高性能翻訳エンジンを採用しています。
arrowsブランドについて
arrowsは、お客様のニーズへの対応と新たなコミュニケーションスタイルやライフスタイルの実現に向け、その時代ごとの革新的な技術をタブレット・スマートフォンに搭載し提供してきました。
「arrows hello」は、「arrowsシリーズ」のDNAを継承した、あんしんしてお使い頂けるブランドです。人と人、技術をつなぐ新たなコミュニケーションツールとして、スマートフォン・タブレットの枠を超えた快適なコミュニケーションをお客様へお届けします。
使いやすく、見やすく、安心
屋外でも見やすい3.0インチの液晶を搭載し、約101グラムの軽量でポケットに収まるコンパクトな持ち運びに適したデザインです。端末の側面に物理的な“電源キー”と“翻訳キー”を設けることで、より確実でスムーズな操作を実現しました。
画面上部に設定した言語を話す際は上側の赤い“翻訳キー”を、画面下部に設定した言語を話す際は 下側の青い“翻訳キー”を長押ししながら話すと音声を認識し、翻訳します。画面表示と連動した色配置で分かりやすく、迷うことなくスムーズな操作での翻訳が可能です。
また、国内に本製品の専用コールセンター(※6)を設けており、お客様の問合せに迅速かつ丁寧に対応できるため、安心してお使い頂けます。
「話す」・「聞く」:環境に左右されない「双方向翻訳」で、スムーズな対話を実現
Wi-Fiに接続しているオンライン時は28言語(※1)に対応し、長い会話や文章も素早く翻訳が可能です。また、Wi-Fiに接続されていないオフライン時であっても、日本語と英語・日本語と中国語(標準語/簡体字)での「双方向翻訳」ができ、電波環境の悪い場所や未接続時でも簡易的な会話や文字の翻訳が可能です。
“翻訳キー”を長押ししている間に聞き取りを行うため、長い会話フレーズでも翻訳時に会話内容が途切れず、違和感のない自然なコミュニケーションが可能です。
また、画面上のリピートボタンで何度でも翻訳音声の再生が可能で、聞き逃した会話も繰り返し聞き直すことができます。聞き取った音声と翻訳された内容は画面に表示されるため、会話音声と文章の両方で理解が深まり、言語学習にも最適です。
「読む」:文字を撮影することで翻訳可能な「カメラ翻訳」機能を搭載
「カメラ翻訳」は、撮影した文字や文章を識別し、翻訳結果を画面に表示する機能です。レストランのメニュー表や駅などでの案内表示の確認、手書き文字の翻訳確認が容易に行えます。
Wi-Fiに接続しているオンライン時は21言語(※7)に対応し、Wi-Fiに接続されていないオフライン時でも日本語と英語・日本語と中国語(簡体字)での翻訳が可能です。電波の繋がりにくい地下街などでも便利にお使い頂けます。
発売価格・時期と取扱い業者
- <取扱い家電量販店>
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株式会社エディオン、株式会社ケーズホールディングス、株式会社コジマ、上新電機株式会社、株式会社ソフマップ、株式会社ノジマ、株式会社ピーシーデポコーポレーション、株式会社ビックカメラ、株式会社ヤマダ電機、株式会社ヨドバシカメラ
- ※掲載名順序は五十音順。2019年5月13日現在の状況です。
- ※取扱い店舗については各販売店によります。
関連Webサイト
商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
注釈
- ※1Wi-Fiに接続しているオンライン時は28言語:
「双方向(音声)翻訳」で以下の28言語に対応しています。
日本語、英語、中国語(標準語 / 簡体字、繁体字)、韓国語、イタリア語、フランス語、ドイツ語、ロシア語、スペイン語、オランダ語、ポルトガル語、スウェーデン語、フィンランド語、デンマーク語、ノルウェー語、ポーランド語、トルコ語、ハンガリー語、ギリシャ語、チェコ語、ルーマニア語、アラビア語、タイ語、インドネシア語、ヒンディー語、ベトナム語、スロバキア語(順不同) - ※2近年の訪日外国人の急増:
日本政府観光局
訪日外客統計の集計・発表 (平成30年7月18日発表より)
訪日外客数(2018 年 6 月推計値)[PDF:1.3MB] - ※3「明日の日本を支える観光ビジョン構想会議」:
首相官邸 政策会議 (平成28年3月30日より)
「明日の日本を支える観光ビジョン」- 世界が訪れたくなる日本へ - 概要(案)[PDF:933KB] - ※4観光庁が行った訪日外国人旅行者を対象にしたアンケート:
国土交通省 観光庁が平成29年9~10月に実施した、多言語表示・施設等のスタッフとのコミュニケーションに焦点を当てた「訪日外国人旅行者の受入環境整備における国内の多言語対応に関するアンケート」結果
https://www.mlit.go.jp/kankocho/news08_000239.html - ※5youdao(ユー・ダウ):
網易有道信息技术(北京)有限公司 (youdao)
有道の翻訳アプリ「Youdao dictionary(ユー・ダウ ディクショナリー)」は中国国内シェアNo.1の高評価を受けています。 ※2019年5月13日現在
https://www.youdao.com/ - ※6国内に本製品の専用コールセンター
本製品・修理のご相談
arrows製品サポート窓口
受付時間9:00~18:00
Tel:050-3101-2706(直通) - ※7Wi-Fiに接続しているオンライン時は21言語:
「カメラ翻訳」で以下の21言語に対応しています。
日本語、英語、中国語(簡体字、繁体)、韓国語、イタリア語、フランス語、ドイツ語、ロシア語、スペイン語、オランダ語、ポルトガル語、スウェーデン語、フィンランド語、デンマーク語、ノルウェー語、ポーランド語、トルコ語、ハンガリー語、ギリシャ語、チェコ語(順不同)